雲助五十三次

日本橋劇場にて若旦那特集。

開口一番 はまぐり 子褒め

タ行とナ行の滑舌が悪い。これは訓練しかないでしょうね。

雲助 千両蜜柑

夏の若旦那噺だから、舟徳かなと思ったら、千両蜜柑でした。夏の最中、若旦那の我儘に振り回される番頭さんの噺なのにとおもったんですが、番頭さんをさんざ振り回し、蜜柑千両と言われても苦労を掛けたねの一言もなく平然と食べるあの神経は、確かに大家の若旦那じゃなきゃもてませんね。米朝さんは、蜜柑問屋店先での値決めのやり取りを、「ご病気見舞いのためとなら、タダで結構。どうしても商売として扱うと言うなら、囲った蜜柑の掛かりすべて乗せて千両」というやり取りをこってりやって、番頭の悩乱の伏線にしますが、雲助さんはあっさりとやりましたので蜜柑三房持って逐電と言うところも淡白でした。

中入

雲助 菊江の仏壇

もとは上方ネタで関東の方がなさるときは、白薩摩と名前が変わるらしいですね。番頭の使い込みをネタに強請あげる悪党ぶりに大器の片鱗を見ました。

芸者の菊江とおかみさんのお花さんがそっくり問い失せて名が伏線としてあり、それが仏壇を開けたときの大旦那のビックリした顔に成って回収されます。大したものです。

今日は全体に軽めの味付けでしたね

広告を非表示にする